こんにちは!
ファッション絵師の
Shingoです。
どうして自分は
妥協点を見つけて他人と
同調できないのだろうか?
どうして自分を
うまく出し切れず
他人に遠慮ばかり
しているのだろうか?
そんな自分が嫌で
人知れず悩んでいました。
![悩む 悩む](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/22926559550_8a1697e7c5-200x300.jpg)
人間関係で最も苦しみ
精神的ストレスを抱えた
20歳の
泥沼エピソードを
話したいと思います。
「精神的に追い込まれた男子寮での浪人生活」
高校卒業後
現役で名古屋芸術大学へ
進学したものの
周囲の環境と人間に
馴染めずにいました。
![孤独 孤独](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/27881624776_2661e6e2b5-300x156.jpg)
そんな中
精神的ストレスからくる
体調不良によって1年間
休学する事になりました。
その間
アルバイトをしながら
考えた末に私は
退学する決意をしました。
その後、私は
諦め切れなかった
京都造形芸術大学を
再び目指すべく
浪人への道を歩みました。
当時、地元・三重には
芸大・美大受験の予備校が
無かったので
名古屋にある
河合塾美術研究所へ行き
浪人する事になりました。
![名古屋駅 名古屋駅](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/7994024260_a2ae171969_z-300x225.jpg)
実家の三重から愛知の千種
まで毎日通う事が厳しく
結果的に実家を
離れる事になりました。
![名古屋駅 名古屋駅](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/3001368213_69dcd08062_z-300x225.jpg)
そして
名古屋市内にある男子寮
での専門学校生や
単身赴任のサラリーマン
との共同生活が
始まったのです。
これまでの
実家での安心出来る
生活環境ではなく
他人との共同生活の中での
人間関係の摩擦により
生じたストレスが原因で
塞ぎ込んでしまいました。
![ストレス ストレス](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/14084495579_d71266aeca-300x200.jpg)
私は1年間、人間関係に
悩み苦しみました。
まさに生き地獄でした。
「鉛筆デッサンの優劣による評価で芽生えた競争心」
芸大・美大の実技試験に
おいて最も重要なのが
絵の基礎となる
鉛筆デッサンです。
![鉛筆デッサン 鉛筆デッサン](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/IMG_7525-e1483154873649-300x208.jpg)
その日に
美術講師から出された
課題としてのモチーフを
自分で考えて組み
決められた時間内で
完成させなければ
ならないのです。
![鉛筆デッサン 鉛筆デッサン](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/IMG_7524-e1483154956684-300x220.jpg)
絵を描く事が好きで
楽しかったはずなのに
芸大進学のために
必要不可欠な
デッサン力を養う事が
絵を描く事の目的に
変わってしまったのです。
私は
ただひたすら無心で
鉛筆デッサンを
描き続けました。
![鉛筆デッサン 鉛筆デッサン](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/IMG_7523-e1483155113888-214x300.jpg)
そして
講評会では美術講師達に
よって鉛筆デッサンの
優劣の評価を受ける日々が
繰り返されるのでした。
![鉛筆デッサン 鉛筆デッサン](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/IMG_7526-e1483155184249-300x201.jpg)
私はいつしか心の中で
絵とは他人からの
上手い下手の評価で
価値が決まるものなんだ!
と思い込むようになりました。
自分が描きたい絵を
描くのではない!
他人からの好評価を
勝ち取り
認められるための絵を
描く事が
画家として正しいんだ!
こうして
私の中の画家の定義が
浪人時代に
刷り込まれたのです。
他人よりも
絵が上手でありたい!
![画家 画家](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/10375150223_d77e857633_z-300x213.jpg)
絵では誰にも
絶対に負けたくはない!
という
むき出しの競争心が
芽生えた時期でも
あったのです。
「心の安息場所は、CoCo壱番屋?」
浪人のために
名古屋へ来てから
私は美術研究所での授業と
男子寮での集団生活を送る
日々の中
1人で行動する事が
日増しに多くなりました。
集団行動が苦手なうえ
精神不安定で自意識過剰
だった事もあり
私はマイペースな単独行動
を好んだのです。
![逃避 逃避](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/2255781557_d7148597a7-300x225.jpg)
授業の合間や休日など
私は1人静かになれる
自分だけの心の安息場所を
絶えず探し求めました。
当時私は
美術研究所周辺にあった
CoCo壱番屋千種駅前店
を1人になれる
心の安息場所として
利用していました。
![カレーハウス カレーハウス](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/7812961084_d6a7c01c41_z-300x221.jpg)
入店し1人静かに
カウンターでカレーを
黙々と食べる。
その時、店内BGMにて
よく流れていた
当時の辛かったエピソード
の記憶の断片として
今でも残っています。
![カレー カレー](http://shingoart.com/wp-content/uploads/2016/12/13446326455_0155671f02_z-300x225.jpg)
私は
他人とは常に一定の距離を
取った上での
マイペースな単独行動を
好んでいます。
こうした行動心理は
当時の私を取り巻いた
生活環境及び人間関係が
少なからず影響していると
言えるでしょう。